フランス人の過程に招かれた話の続き

フランスの家庭に招かれて
フランス人の家に招かれ、伝統的な料理をふるまってもらった。写真がないのが残念だ。
ご夫婦と、長女、次女、長男の5人家族だったんだけど、長女は中学3年生だった。
私より英語が喋れる感じだったんだけど、すごく好奇心いっぱいに私といっぱい話をしてくれた。
話していく中で、「りのこってフランスの学校には興味ないの?」と聞かれた。
私は、日本の学校で世界の旅の話をしたいと役所に掛け合ったことがあったので、もちろん学校に行ってみたいって思っていた。
実は、二週間ぐらい前に学校に行ってみたいなーと思って、レンヌという町で一人の少女に手伝ってもらってたんだよね。結局パリに行って外務省に行って相談ということになってしまって諦めていた。
だから、私はめっちゃうれしかった。もちろん「行きたい!」と答えた。
フランスの夜とあたたかな約束
その夜は、お互いの国の話で盛り上がったり、一緒にボードゲームをしたりして楽しんだ。
22時ごろには、旦那さんがホテルへ送ってくれた。
家を出るとき長女から、「りのこの話を学校でしてみるね。学校に来れるように話してみる!」と言われた。
私は期待していたんかったが笑顔で「ありがとう!」って言って家を去った。
数日後に届いた“奇跡の連絡”
数日後、旦那さんから連絡がきた。「学校に行けることになったよ!」って。
どうやら、長女のジョセフィンが2日がかりで学校を説得したらしい。
ご両親にも連絡が来て、「あなたたちが身元を保証するなら」ということで応諾をもらったらしい。
嬉しい反面、私の心に不安が襲ってきた。
私は、あまり英語が喋れないし聞き取れない。
本当に小学生ぐらいがよかったんだけど、中学三年生の授業を受けに行かなければいけない(笑)
いざ、フランスの中学校へ
不安は、当たった。
OKが出たクラスは、イングリッシュヒストリーで英語で歴史を学ぶクラスだった。
たまたまその授業が一時間目で私は、ローレンスの子供たちと登校した。
車を降りるや登校中の子供たちの注目の的。
もーどこを見ていいかわからなかったよ。
それからクラス行って先生と話ししてすぐ授業。八時から。
まず何しに来たか英語で話して、とりあえず頑張って巻物を紹介させてくださいと頼み、先生に端っこをもってもらって頑張って説明しました。
本当に緊張したけど子供に
「桜知ってる?」
って聞くと
「ナルトー」
と声が戻ってきた。どうやらナルトに桜が出てくるらしい。
なんとか説明も終わり授業開始。
英語で学ぶ「歴史」の衝撃
なんとこの授業、英語で歴史を勉強するんです。先生英語しか喋りません。
その日は、ドイツのヒトラーについて平等と自由について話し合っていました。
そして先生。
「あきこ、日本では、どのようにドイツについて学びましたか?」
あきこ ????????????????????
やめてそういう質問。
精一杯の答えで
「フランスほど長くドイツについてだけを勉強することは、なかった気がする」
と答えた。
そして先生。
「じゃあ第二次世界大戦について学ばなかったの?」
あきこ 「もちろん学びました。ただかなり大昔のことで思い出せません。」
と、なんとも気の利かない答えを出してしまいました。
でもやっぱりヨーロッパエリアのことは、学ぶ時間が日本とは違う気がした。
大体中学三年生で、英語で「なぜヒトラーはそれほどに力を持っていたか?」とかを学んでるわけで、ビックリしました。
まーそんなことはよくて、あたしのいけてなかったーって心がコテンパンにやられました。
授業のあとに残ったもの
授業が終わって先生に
「今日一日私の授業についてきますか?」
と聞かれ笑顔で
「十分です、ありがとうございました。」
と帰りました。
とにかく先生に質問されないように、下を向いてプリント見る振りして時間との戦いでした。。。。。。
そして心に決めました。
次行くときは、幼稚園にしようと。。。。。。。
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